日々
出来ないにはそれなりの理由がありまして。
毎朝のこと。朝食の準備と同時進行で
cagoの前の通りを清掃し、落ち葉を拾い、キレイにホウキの目をつける。
キッチンでは6人分のフルーツカットし、仕度をし、パンを焼き、珈琲の準備も。
テーブルもセッティングし 毎日2時間以上かけての朝の仕事。キヨさんと分担。
cagoの朝食はAM8:00~スタートだから 8:00の音楽が流れるまでギリギリの作業。
そんな理由で10:00~11:00代のフライト便の場合のみ朝食がご用意できないんです。
cagoの朝食はcagoに泊まる魅力のひとつ。凄く力を入れてるし
毎朝違うメニューをお召し上がり頂けるように工夫しています。出来たら皆さんに食べて頂きたいのですが。
はじめましてのお客様で「宿なのに朝食が用意できないんですか!」とお叱りを受ける事があります。
他にも「なぜ、30歳未満が泊まれないんですか!」や 「どうして毎日夕食が用意できないんですか!」
「プールにどうして入れないんですか!」等など。怖い時もたまに・・。
チェーンのホテルとは違い、あくまでも個人の経営なのです。
私達の願うお客様に来てもらいたくOPEN2年目より年齢制限を設けました。
石垣島まで頻繁に買い出しに行けず、行く時間もないので毎日は夕食がご用意出来ないのです。
プールはそのまま昔からあったもので普通に遊泳目的ではありません。水深2mですから。
古いので何度も詰まりポンプが故障したり、オイルつけて入られたりすると
その度の水替えだけで数万円もかかります。(竹富島は水を石垣島から購入しています)
お断りするのはそれなりの理由があってと言うことをどうかご理解頂けるといいのですが。
こちらの好き嫌いやワガママでお断りしているのではないのですよ。
離島には離島なりの大変さやルールがあります。
食堂も終日OPENしている訳ではありません。商店も1店舗ほど。コンビニはないです。
交番もありませんので島民の皆さんは自己責任で自己管理。
診療所もドクターと看護師さん、受付のたった3名だけで切り盛りされてます。
ゴミ収集も大変です。
日常の当たり前が当たり前ではないのが離島なのですから。
その変わり、最高の夕日に星に海に。シーサーに赤瓦。珊瑚の砂道。
沖縄の原風景がここにはありますのでご期待ください。
愚痴ではないので・・。毎回日々をご覧の皆さん、ご心配なく(^_^) cago